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訪問介護士の今後の需要は?

2023.6.19

訪問介護士の今後の需要

厚生労働省が出す指標によると、2023年3月の時点で「介護サービスの職業」の有効求人倍率(仕事を探す1人の人に対して、何件の求人があるのかを表す数値)は、3.44と示されています。これは、ほかの職業よりもかなり高い傾向にあり、介護業界の需要が多い表れといえるでしょう。その中のひとつである、訪問介護士も同様。現在もこれからも需要が高いと言われています。
その背景には、超高齢社会に伴う需要の増加や政府による待遇改善案などがあるようです。高齢化が進み、介護サービスを要する人は年々増えています。しかし、介護職員の供給が追いつかず、常態的に人材を求めている状況です。そこで政府は、情報通信技術(ICT)の活用や導入を推進するといった職場環境の整備や、介護職員の待遇向上などの対策を図っています。今後は需要の増加に伴い、訪問介護士の働きやすさにも各方面が注力するでしょう。

訪問介護士の今後の需要は?

訪問介護士のキャリアアップ

訪問介護士は、キャリアアップの計画を立てやすい職業だと言えます。理由は、訪問介護に必要な技術や知識、資格等が明確にあるからです。
キャリアアップを目指すポイントとして注目したいのは、主に「技術」「資格」「専門性」の3点。まずは、利用者様のさまざまなニーズに的確・安全・柔軟に対応できるよう、介護技術を向上させる必要があります。訪問介護に、さらに広い観点から携わりたい方は、介護福祉士やケアマネジャーの資格取得を目指してもいいでしょう。認知症ケアや緩和ケア、高齢者の心理など、なにかしらの分野で専門性を高めるのもおすすめです。
総じて言えるのは、やる気を持ってしっかりと勉強すれば、段階的にキャリアを形成しやすいということ。自身の成長に応じて収入アップが望めるのも、モチベーション維持に繋がるでしょう。

訪問介護士に求められること

訪問介護士として活躍するには、介護に関する知識や技術はもちろんのこと、人間性も大切です。利用者様やご家族と対話する、同僚と情報共有する、関係機関と連携するなど、コミュニケーション能力やチームワーク、エチケットなどが求められます。
介護業界は需要が高いジャンルとはいえ、対人間の仕事である以上、絶対に質も重視する必要があるでしょう。単に介護職員を増やせばよいという訳にはいきません。地域の方々や自分の家族のため、ひいては未来の自分のため、介護の質を向上させる意識をもって臨むことが大切です。

まずはコレ!

訪問介護って?
仕事内容を見てみよう

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