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様々な職場で問題となっているセクハラは介護の現場でも多く、問題となっています。では、介護の世界のセクハラとはどのようなものがあるのか、体験談を通じてその対処法も考えてみました。
必要以上に手や胸、お尻を触られるといった被害です。歩く事が困難な利用者様になるとどうしても身体を支えながらの介助が必要ですので、最初は故意に触れられているとは思わなかったそうです。しかし、何度か訪問して行くうちに今度は性的な話をしてきたり、性的な事を聞かれるようにもなり、最初は笑いながらかわしていた女性訪問介護士も、次第にこの男性利用者様の介護に嫌気がさしてしまい、事業所に相談して担当を外して貰ったようです。
20歳代の若い女性訪問介護士の体験談です。最初は「いやらしいビデオを一緒に観よう」等の不快な言葉だけだった為、都度受け流していました。しかし、トイレ介助の際に手を離してくれなくなり、恐怖を覚えてしまったそうです。この事でこの若い女性訪問介護士はうつ病となってしまい、介護の仕事を辞める事にまでなってしまったのです。
この様に、女性訪問介護士が男性利用者様から受けるセクハラは後が絶たないのが現状です。しかし、必要以上の手繋ぎ等はそれがセクハラになるのかどうかの線引きが難しくなったり、介護の世界のセクハラは当たり前と考える事業所もあるようです。確かにセクハラは個人が感じる事ですので、体験談にあるような話を大した話じゃないと笑って跳ね返す女性訪問介護士もいます。現に私自身も似たような体験をしていますが、それが原因となって仕事を辞めたいと感じるまでは至っていません。
ただ、訪問介護に携わる女性介護士はセクハラに耐えるものだと言いきるのは問題です。ですので、セクハラ行為に繋がりにくい会話や行動を意識して行う事が必要です。トイレ介助、入浴介助の際は必要以上に手を貸さない、性的な会話は別な話にすり替える、セクハラが酷い男性利用者様の訪問介護は必ずペアの訪問介護にする、セクハラに関する悩みを相談しやすい環境にする等、事業所も含んだ対処が必要です。
後は毅然とした態度や言葉も大切です。利用者様は認知症の方がほとんどですのでどうしても言葉等も選びがちですが、明確なセクハラ行為にはきちんと「困ります!やめて下さい!」と言い切って分かって貰う事も求められると思います。
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